就職活動NET 就職情報誌元編集長アドバイス

状況判断と自己認識(平成24年3月10日)

学卒で入社して定年まで働いて、いくら稼げるか。生涯賃金は2億7590万円(男性の平均、女性の場合は2億1540万円)と言われている。海の物とも山の物ともわからない学生の採用に莫大な投資をするのである。

企業が学生を採用するということは、3億近い資金を投入して、ビジネス活動を活性化させるか、見極めを誤り粗大ゴミを作るか問われているのだ。人事担当者がどういう思いで面接に臨んでいるか、相手の立場を考えると容易に察しがつくはずだ。ビジネスと真っ向から勝負する意欲・気迫で臨むことが求められている。

この時期実施されるOB懇談会や質問会は名称こそ採用広報の催しに見えるが、れっきとした採用選考である。気持ちを引き締めてかからなければ、泣きを見ることになる。

志望企業が曖昧な学生が多い。早晩、選考がぶつかり取捨選択を迫られるケースが必ずでてくる。曖昧だと判断ミスを犯しかねない。そろそろ絞り込みをして優先順位を明確にしておく段階であろう。

まだこの場に至って、志望動機がはっきりしないで悶々としている学生も多い。相手は立派な志望動機を求めているわけではない。真に自社を志望し、入社したい意思がはっきりしているかどうかの確認である。中途半端な動機を語るより態度で示した方がよほど相手に通じる。面接をクリアする最大の攻略法は自己暗示である。

面接に臨んでは、志望強度に関係なく、その企業が一番ぴったりな企業だと自分に言い聞かせることである。建物に入ると、社内の空気に酔い、自分にはこの企業しかないと心の底から思い込むと、気持ちも弾んでくる。嬉々として面接会場に入ると、「第一志望です」なんて言葉より、はるかにインパクトを与えるものだ。


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